猫さんの熱中症の症状

気温が30度位のお部屋の中でも、
自然の風が通る状態のお部屋の中でなら、
比較的元気に過ごしてくれると言われる猫さんではありますが、
熱中症の心配が皆無なわけではありません。


次の項目が、3つとも、すべてあてはまる場合には、
熱中症だと判断したほうが良いそうです。




熱中症の症状の特徴

■舌を出す、あるいは口を開けて、ハァハァと荒い呼吸をしている
　※猫さんは、余程の事がない限り、口を開けて呼吸をすることがない生きもの。
　　舌を出したり、口を開けているということは、
　　それだけで大変な事なのだそうです。


■口の中が真っ赤になっている
　※舌、歯ぐきが赤くなっている場合は、体温が高い証拠です。


■体が熱くなっている
　※体が、とても熱くなるのが、熱中症の特徴です。


以上3つが、熱中症の症状。
すべてがあてはまったら、即刻、手当てしてあげましょう。



熱中症の手当て

■意識がある場合
すぐに体を冷やしてあげてください。
エアコンの風を当てる、冷たいタオルで体を冷やしてあげる等して、
少しでも早く体温を下げてあげましょう。
呼吸が落ち着いてきたら、ひとまず安心です。


■意識がない場合
タライ等に水をはり、中に猫さんの体を入れて、
一刻も早く猫さんの体を冷やしてあげます。
体の温度は少し下がったら、
保冷剤を包んだタオル等、冷たさを保つことのできる物で猫さんをくるみ、
すぐに病院へ連れて行きましょう。



締め切ったお部屋は、驚くほどの高温になっている事があるものです。
お留守番を頑張ってくれている猫さんが熱中症にならないよう、
お出掛けの際には、
エアコンをつけておく、あるいは風の通り道を作っておく等の配慮を、
どうか忘れずにお願い致します。






























長毛さんゆえ、「ももちゃん、大丈夫？暑くない？」という言葉が
何度も口をついて出てしまう今日この頃ですが、
こちらが心配しているほど、暑さに参っている様子はなく、
天然木で作ったキャットタワー『キャットツリーひぐらし』の上からお外を眺めたり、
エアコン部屋の入口で横になったり、風の通り道で体をのばしていたり、
彼なりに、暑さ対策を講じてくれている様子。
そのときどき、場所を変えてお昼寝を楽しんでくれている様子を目にするたび、
案外しっかり者、信頼して大丈夫なのだわ、と思っています。




今日も最後までお付き合いくださいまして、どうもありがとうございます。
猫さんと皆様が、いつも、にこにこ元気でありますように。
キャットシッター猫屋敷・鈴木美由起


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