雷が怖くて、押し入れにとじっこもってしまった猫さん

昨日の雷、怖かったですね。


雷だとわかっている私でさえ、思わず耳をふさぎ、うずくまってしまったほどですから、
猫さんたちは、とても怖かった事と思います。


うめちゃん、ももちゃんも、テーブルの下に避難したまま、
「怖い」と訴える顔をして、しばらくの間は身動きもせずに過ごしていました。


いちばんのちびっこ、雷初体験のくりちゃんはと言えば、いつもの通り。
まるで、雷の音など聞こえていない様子。
その大物ぶりには、驚かされました。
大物と言っていいのか、鈍感と言ったほうがいいのか…と、思ってしまいます。




さて。
あの雷以来、ごはんとトイレの時以外、押し入れにもぐりこんでしまい、出てこない、
というご相談がありました。


気の毒に…。
余程びっくりして、とてもとても怖かったのですね。


押し入れから出てこない、という猫さんの、通常ではあり得ない状態は、
私たちを、とても不安にさせるものではありますが、
猫さんにとっては、押し入れの中なら、安心していられる、ということ。


ごはんとトイレの時には、へっぴり腰になっているとは言え、
出て来てくれるのですから、少し、様子を見てあげていいのだと思います。


猫さんが落ち着くまで、「ここなら安心」という猫さんの気持ちを、
尊重してあげるのがいいのではないでしょうか。


「ここから出ても、もう怖くない」と感じてくれれば、
猫さんはきっと、出て来てくれるはずです。


むしろ、怖い時に隠れる場所を見つけた猫さんを褒めてあげたいところです。
身の安全を確保する術を知っているのですから。


何か、猫さんが怖いと感じた時の避難の場所が、押し入れだとわかった事は、
今後、何かあった時、真っ先に探す場所がわかった、という事でもあります。


…とは言え。
やはり、押し入れの中の猫さんと暮らすより、
ちゃんと、猫さんのお顔を見て暮らすほうがずっといいですよね。


少しでも早く、猫さんが押し入れから出て来てくれますよう、心から祈っています。
























危機感ゼロのくりちゃん。
万が一、何かあった時、自分の身を守れるのかどうか、心配です。



今日も最後までお付き合いくださいまして、どうもありがとうございます。
猫さんと皆様が、いつも、にこにこ元気でありますように。
キャットシッター猫屋敷・鈴木美由起


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