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2010年 05月 31日 ( 6 )

キャットシッター、お客様の気持ちがよくわかった日

2日半に及ぶ私の留守の寂しさに耐え、
私の帰りを今か、今かと待ちわびていた大事な大事な相棒猫と、感動の再会!

うめちゃん、ももちゃんは、私に駆け寄り、
私はバッグを放り出し、ふたりをぎゅぎゅっと抱きしめる…。

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そんな場面を想像し、
胸ふるわせていた私の気持ちは一体どうなるのでしょう。

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「うめちゃん、ももちゃん、ただいま。帰って来たよ。お留守番どうもありがとね」

私の声が、彼らには聞こえないのでしょうか。
彼らが玄関に出て来てくれる気配はいっこうにありません。

私を待っていたのは、
「しょうがないなぁ」という雰囲気をからだ全体にただよわせ、それを隠そうともせず、
お気に入りのベッドから、しぶしぶ身を起こす、うめちゃん、ももちゃんの姿でした。


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私の気持ちの中では、感動の場面となるはずだった再会は、あまりにもあっけなく終了。
「ねぇ、私が2晩もいなかったこと、気づいてた?」と聞きたいくらいのもの。

どうやら、うめちゃん、ももちゃんと離れていて寂しかったのは、私だけだったようです。

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彼らは普段と変わりなく、心を乱すことなく穏やかに過ごし、
立派にお留守番をしてくれたのだからと自分に言い聞かせ、
寂しいけれど、仕方がない、まずはよしと致しましょう。
そう。むしろ、感謝すべきことです…よね。

お留守番、ありがとね。
うめちゃん、ももちゃん。

キャットシッターとして、
日頃、お留守番している猫さんのお世話をさせていただいている私。
お帰りになったパートナーさんから、
「こんなに会いたかったのに、あっけないお迎えでした(涙)。寂しいです」
というご連絡をいただくこともあり、
何だか、そのお気持ちが、とてもよくわかってしまった出来事でした。

これで、より一層お客様の心に寄り添えるという意味では、
いい経験をした…と言うべきでしょうか。




最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。


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うめちゃん、ももちゃんとの出会いを綴った「相棒猫日記」はこちらです。
ぜひご覧ください。


d0165160_10265194.jpg猫さんと人の快適としあわせのために。
天然木のキャットタワーやオーガニックコットンのベッドなど、できる限り天然素材を使用して作った猫さんのためのグッズのお店です。
ぜひご覧ください。


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仙台の、猫専門のペットシッター「キャットシッター猫屋敷」のページです。
by ilove_nekoyashiki | 2010-05-31 18:37

助けて! 誰かがぼくを追いかけてくる!! 〜身近にある物の危険にご注意を〜

もう何年か前の事、今だに記憶に残る失敗があります。
ある日、買い物を済ませて、買い揃えた物を片付けている時の出来事。
 
突如、それはそれはすごい勢いで走り出すももちゃんの姿が目に飛び込んできました。
そのスピードたるや!
「目にも止まらぬ」という表現しか浮かばない速さです。

何をそんなに慌てて…、と良く見ると、
購入したものを入れてもらったビニール袋がももちゃんの後を追いかけています。

どうやら、袋に入り込んで遊んでいたももちゃんの手か足に、
袋の持ち手がひっかかってしまったようです。

突然のことに驚き、自分の身に何が起きたのか、何がどうなっているのかもわからないまま、
とにかく得体の知れない敵から逃れようと必死に逃げるももちゃん。

しかし敵もさるもの、ももちゃんにピタリとくっつき、
少しも距離を開けられることなく、懸命にももちゃんを追いかけています。

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ダダーッ。ダダダーッ。
玄関からリビングの窓際まで、何往復したことでしょう。
その勢いに圧倒され、しばし立ちすくんでしまった私。
しかしすぐに、このままどこかに激突してしまったら大変だという
想いが頭をよぎりました。

「ももちゃん、待って。お願いだから、止まってちょうだい!」
何とか敵を振り払おうと、ただただ懸命に走るももちゃんに、
私の声は届くはずもなく、その声はむなしく響くだけ。

「どうしよう」私の中で不安が大きくなり始めた頃、
突然何を思ったか、ももちゃんが走るコースを変更、一気にトイレへと駆け込みました。

さいわいにも当時使っていたのは屋根付きのトイレ。
うまい具合に袋は入り口にひっかかったらしく、
作戦成功、ももちゃんはようやく敵から身をかわすことができたのです。

「よかった。ももちゃん、こわかったね。大丈夫?」と声をかけながら、
トイレの前、疲れ果てたように横たわる袋を持ちあげると、
中には、ほんの少しのももちゃんのおしっこ…。

あまりの恐ろしさにおもらしをしてしまったようです。
律儀にも、ももちゃんはおしっこが出たという理由でトイレに向かったのでしょうか。

半分笑いたいような気持ちもありながら、
そんなにも恐い想いをさせてしまったのかと申し訳なさがこみ上げてきました。

ただの買い物袋が、猫さんにとっては危険な物になり得ることがあると、
幼いももちゃんが身をもって教えてくれた出来事です。

あのままどこかにぶつかっていたら…、
もしも、持ち手が、手ではなく首にからまっていたら…と思うと、
笑い事ではすまされません。

多くの猫さんが、ビニール袋や紙袋に入り込むのが大好き。
こんなに恐い経験をしたのに、今も、ももちゃんは袋大好き猫さん。

この一件以来、ももちゃんとうめちゃんが入り込む袋の持ち手は
取り外してからあげる事にしています。

たかが袋、されど袋。
皆さまの大切な猫さんが、袋やその他、身近にあるもので恐い想いをしませんように。

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最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。


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うめちゃん、ももちゃんとの出会いを綴った「相棒猫日記」はこちらです。
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by ilove_nekoyashiki | 2010-05-31 06:25 | 猫さんの快適生活のために

猫さんの完全室内暮らしについて

細い塀の上を器用に歩く猫さんと目が合ったり、
植え込みの下をくぐり抜けて行く猫さんのおしりが見えたり…。
人と暮らす猫が家を離れ、自由に散歩を楽しむのは当たり前という時代がありました。



外は危険がいっぱい

しかし残念なことに、今、街は都会化が進み、
外を歩く猫さんにとっては危険が一杯だと言わざるを得ません。
他の猫さんとの遊びに夢中でテリトリーをはずれてしまい、
帰り道がわからず迷子になってしまう、
あるいは、猫同士の喧嘩で怪我をして動けず、家に帰ることができない、
交通事故でそのまま命を落としてしまう等々…。

外をお散歩できる猫さんには、その自由と同じだけの危険がつきものです。
愛猫さんに、外に出る自由をあげるなら
「この子は二度とここへは帰って来ないかもしれない。それもこの子の運命だ!」
という強い意志と覚悟が必要かもしれません。



どうしても外に出ることを許すなら、猫さんには必ず不妊・去勢手術を

不妊・去勢手術をしていない猫さんが自由にお散歩していたら、
やがて新しい命が生まれてくるのは、ごく当たり前のことです。
猫は交尾後に排卵する動物。交尾を行えば、ほぼ確実に妊娠すると言われています。
あなたの愛猫さんが男の子だとしたら、
どこかで暮らす女の子に妊娠させている可能性があり、
その女の子が飼い主のいない猫ならば、確実に野良猫さんが増えていきます。

どうしても外に出してあげたいと考えるなら、
不妊・去勢手術を受けさせてからにするのは、お散歩する猫さんと暮らす人として
当然果たすべき責任でしょう。



周囲の方への配慮を

お散歩中のあなたの猫さん、ご近所の庭の花壇や畑にお邪魔していませんか?
たとえ相手が猫さんが好きな方だとしても、
大切にしている草花等が荒らされたり、うんちを置き土産にされたりしたら、
決して気持ちのいいものではないはず。
周囲の方々への配慮は、どんな時でも忘れずにいたいものです。



完全室内暮らしの安心

愛猫に健康でいてもらうため、一日でも長く、愛猫さんとの暮らしを楽しむため、
私は猫さんの「完全室内暮らし」を提案しています。

猫さんに、家の中だけで暮らしてもらうメリットはたくさんあります。

ウイルス性鼻気管炎や白血病ウイルス感染症等、伝染性の病気の要因の多くが
他の感染猫さんとの接触によるものだと言われています。
外に出る機会がなければ、死亡率が高いこれらの病気に罹患する確率はぐんと減るでしょう。
喧嘩による怪我、不慮の事故を防ぐこともできます。
草木の除草剤を舐めてしまうことによる中毒もありません。
殺鼠剤を食べたねずみを口にしてしまうこともありません。
「まだ帰ってこない」と心配しながら愛猫を待つ必要がないのです。
常に一緒に過ごすことで、猫さんのちょっとした異変に気づいてあげることができ、
病気の早期発見にもつながるでしょう。

外に出ることで起こり得る危険を回避し、
猫さんのしあわせと健康を守ってあげられるのは、
パートナーである私たちなのだと思っています。

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最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。


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by ilove_nekoyashiki | 2010-05-31 06:20 | 猫さんの快適生活のために

一緒に遊ぼう、たくさん遊ぼう。遊びは、猫さんの運動にもなります。

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くるくると、らせんを描いて伸びる金属のてっぺんに、かわいらしいねずみちゃん。
ねずみちゃんにチョイと手を触れれば「ピヨピヨピヨ」とかわいい声を発しながら、
ねずみちゃんが左右に大きく揺れ動くという仕組みのおもちゃ。

私の大切な相棒猫・うめちゃん、ももちゃんと、
毎日たっぷりと遊ぶ時間を持とうと思ってはいても、思うようにならないこともしばしば。
そんな時、せめて退屈しのぎにでも遊んでくれればいいとの想いで買い求めたものです。

すかさず興味を示してやって来てくれたのはももちゃん。
さっそく手を伸ばし、チョイチョイとねずみちゃんにご挨拶。
ねずみちゃんも、それに応えるように「ピヨピヨピヨ」と言いながら楽しげに揺れています。

「気に入ってくれた」と嬉しい気分に浸れたのは、しかし、ほんの数十分のこと。

手を触れれば、ねずみちゃんが揺れながら鳴く、ということを確認した後、
ももちゃんの、ねずみちゃんへの興味はすっかり失われてしまったのです。
お兄ちゃん猫であるうめちゃんの反応も然り。
ねずみちゃんへの関心はほんの短い時間だけでした。

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ねずみちゃんが悪いのではないのです。
うめちゃん、ももちゃんは、私との遊びが好きだということ。
私たちの定番の遊びは、シャカシャカと音のするひもを付けた棒を振り、
そのひもを頭の上で大きく旋回させたり、目の前で左右に振ってみたり、
あるいは床の上をサササッと這わせてみたり、
時に物の陰からシュシュッと出してみたり…。

彼らの気分に合わせ、振りの大きさやスピードなどを、さまざまに変えることで、
彼らにとっては、その日その日、それぞれに違う遊びになっているのでしょう。


今は床の上、すぐそばを通っても、うめちゃん、ももちゃんに挨拶すらしてもらえない
寂しそうなねずみちゃんを見るたびに、
猫さんと暮らす上で、彼らと、心のこもったコミュニケーションをとることの大切さを
教えられている気がしています。

毎日、短い時間でもいい、真剣に一生懸命、猫さんと遊びましょう。
遊びは、猫さんにとって大切な運動にもなります。
猫さんは、年齢を重ねても好奇心旺盛な動物。
毎日が刺激や興味あることにあふれていれば、きっといつまでも若々しくいてくれるでしょう。
 
今日は何で遊ぼうか、どんな風に遊ぼうか。
何で遊びたいと思っているかな?
猫さんをよく見てください。
彼らの声を聞いてください。

年をとって遊ばなくなったなんて、決めつけないで。
遊びの時間は、猫さんとの絆を深めてくれる素敵な時間です。



最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。


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by ilove_nekoyashiki | 2010-05-31 06:20 | 猫さんの快適生活のために

不妊・去勢手術で、病気予防が可能だそうです

不妊・去勢手術は必要?

キャットシッターという仕事柄
「不妊(去勢)手術はしたほうがいいのでしょうか?」
という質問を受けることがあります。

難しい問題ではありますが
「赤ちゃんを生ませる予定がないのなら、手術を受けさせてはいかがでしょうか」
というのが私の答え。

お世話させていただく猫さんが女の子の場合、
「不妊手術をしないのなら、万が一赤ちゃんが生まれた時、
その子たちが暮らすお家も探しておいてくださいね」
と言葉を続けさせていただいています。

不妊・去勢手術を受ける、受けないの最終的な判断は、
猫さんと暮らすパートナーさんにゆだねられるものであり、
私が強制すべきものではありません。
でもやはり、受けさせてほしいという想いは強くあるのです。

「健康な体にメスを入れるなんてかわいそう」とおっしゃる方もいるでしょう。
確かに、小さな体にメスが入れられるのを想像するだけで胸が痛みます。



発情は本能のひとつ

ここで、動物の本能について考えてみたいと思うのです。
猫さんは、平均的にみて、生後6ヶ月をすぎると発情を迎えます。
子孫を残さなければという純粋な本能である発情(欲求)が
満たされないままに日々を過ごすという事実は、どこか不自然なことでありで、
猫さんにとっては大きなストレスを強いられることになるのではないでしょうか。
私たち人間の側には、この時期特有の、大きな鳴き声やマーキングに付き合うという
覚悟と忍耐が求められます。



不妊・去勢手術は病気予防にも有効だと言われています

適切な時期に不妊・去勢手術をすることで、
たくさんの病気を防ぐ、あるいは緩和することができるという報告があります。

予防できる病気として、
男の子なら睾丸腫瘍、精巣上体腫瘍、前立腺肥大などがあり、
女の子の場合なら、子宮蓄膿症、子宮内膜炎、乳腺腫瘍、子宮癌、
卵巣癌などが挙げられます。

もちろん、不妊・去勢をすれば絶対にこれらの病気に罹らないとは言えませんし、
不妊・去勢をしない子が必ずこれらの病気になるとも言えません。
しかし、不妊・去勢すれば、高い確率で罹患を予防することができるのは事実のようです。

猫さんが年齢を重ね、体力も落ちた時に受ける手術と、
若くて健康な時に受ける手術を比較すると、
猫さんにとって、精神的にも肉体的にも負担が少なくてすむのは、
若いうちに受ける不妊・去勢手術のような気がしてなりません。



手術後は太る?

「不妊・去勢手術をすると太る」という説を気にする方もいらっしゃいます。
しかしこれは私たちパートナーが、食事管理をしてあげること、
毎日たっぷり運動させてあげることで解決できる問題。
人と猫さん、お互いがしあわせであるために、色々な視点から物事を考え、
その時どきに最良の選択をしていきたいものだと思っています。

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最後までお付き合いくださいましてありがとうございます。


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by ilove_nekoyashiki | 2010-05-31 06:15 | 猫さんの快適生活のために

お家のない猫さんを保護して思うこと

お家のない野良猫を保護して暮らしている方、
あるいは暮らしたことのある方の多くが感じていらっしゃるように、
私も、保護した子猫との出会いを、
運命的な何かが引き合わせてくれたものだと信じています。



ずっと聞こえていた声

真夜中から明け方、そして空が明るくなってからも、
子猫のなき声はずっと途切れることなく私の耳に入ってきました。
必死で何かに助けを求めるような、
おそらくは体中の力を振り絞って出されているであろうその声は、
私の胸をざわざわと波立たせていたことを今でもよく覚えています。



あ!来てくれた

仕事に出掛けるための準備を終えたちょうどその時、
子猫の声は一段と大きいものになりました。
子猫が私の部屋のドアの前にやって来たのです。

「あ、来てくれた」
不思議なことですが、驚きはなく、そのことを自然に受け止めている自分がいました。

静かにドアを開け、少し逃げては立ち止まり、
そっと振り返る子猫をようやく胸に抱いた瞬間から、子猫と私の時間は始まりました。
手の平にのるほどの小さな体。
子猫は薄汚れ、左目は厚い膿に覆われているために開くこともできずにいました。
その姿は、小さな小さな猫がひとり、必死で自分の身を守り、
これまでの日々を懸命に生きてきたことを思わせました。



あと一日遅ければ…

保護したその日訪れた動物病院の獣医師が私の腕の中の猫を見た瞬間、
驚いた表情をして、一歩しりぞいたことを今でも鮮明に覚えています。
「保護するのが一日遅れていたら、この猫は間違いなく死んでいたよね」
というのは、何度目かの診察の際の獣医師の言葉。
あれほど汚れて、弱りきった子猫が病院に運ばれることはほとんどなく、
多くの場合、誰にも知られずにそっと命を引き取っていくのだという現実を知ったのは、
子猫と暮らすようになってからずっと後のことです。



お家はあったほうがいい

「うめ」と名付けたこの子猫の命を託してくれた力に、
私は心から感謝しています。
どんな力が働いたのかは知る由もありませんが、
私を選び、私のもとにやって来てくれた猫は私に、
お家のない野良猫が生きなければならない過酷な運命をを教えてくれました。

愛されるために生まれたはずの命が、人知れず消えて行くこと、
たとえ命をつないだとしても、
それから先の彼らの人生は常に死と隣り合わせであることを思うと、胸が痛みます。

野良猫が不幸だとは言えないのかもしれません。
自由に生きることを楽しんでいる子もいるでしょう。
でもやはり、私には、あたたかい愛情に包まれて暮らせることのほうが
しあわせに思えてなりません。
どうしても、お家のない猫がいなくなる日がくることを願わずにはいられないのです。

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